FIFA、ブラッター会長に停職処分 プラティニ副会長も
(CNN) 国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は8日、ゼップ・ブラッター会長に90日間の暫定的な職務停止処分を下した。処分は即時に発効し、45日間の延長が可能だ。
ミシェル・プラティニ副会長と、ジェローム・バルク事務局長も同様の処分を受けた。
プラティニ氏は、ブラッター氏の後任を決めるFIFA会長選への立候補を表明している。同じく会長選に出馬の意向だった韓国の鄭夢準(チョンモンジュン)氏も、2018年と22年のサッカー・ワールドカップ(W杯)の開催地選考をめぐる不正疑惑で、6年間の活動停止と10万3000ドル(約1200万円)の罰金を言い渡された。
プラティニ氏は欧州サッカー連盟(UEFA)の会長も務めている。今回のFIFAの決定を受け、UEFAはプラティニ氏が当面、UEFA会長の職務からも離れると発表した。
プラティニ氏は司法の場で異議申し立てを行う意向。会長選出馬の意志も変わらないとした。