バルサ、新本拠の構想発表 日建設計がデザインを担当
バルサは声明で、採用のデザインに触れ「開放的、優雅、恒久的、地中海の風土や民主的な雰囲気が体現されている」と好感。環境への順応にも配慮し、深みと陰影を創出しているとたたえ、特別観客席と天蓋(てんがい)部分の独特な発想を再生産し、ミジャンスが57年に設計したスタジアムへの無言でありながら力強い賛辞を示すユニークな案と評価した。
同クラブは改修案を募るに当たり、全座席から完璧な角度でピッチを眺めることができ、観客に対する万全な安全対策の確保などの条件を付けた。新スタジアムは広さ4万7000平方メートルの屋根で覆われ、エネルギー節約の技術なども導入される。
リーグ戦、スペイン杯やチャンピオンズリーグ(CL)を昨季制覇したバルサは今季もメッシらタレントが揃った攻撃陣などが健在で、再度の3冠達成を果たしそうな勢いにある。