バルサ、新本拠の構想発表 日建設計がデザインを担当
(CNN) 世界的なサッカークラブのバルセロナは10日までに、本拠地のスタジアム「カンプノウ」の大規模な改修計画に、日本の日建設計などが共同提案したデザインの採用を決めたと発表した。
3層式の観客席から成る現行のスタジアムはフランセスク・ミジャンスらが設計し、1957年に完成。今回の改築計画のコンペには当初、世界から45チームが参加していた。工事は来年に開始され、2021~22年シーズンに完工する。
欧州最大規模を誇るカンプノウの観客収容能力は現在9万9354人だが、10万5000人に拡大する。工費は7億1000万米ドル(約810億円)前後で、新スタジアムの命名権売却などで資金を捻出する。
日建設計と手を組む地元カタルーニャ州の設計事務所はパスカル・アウジオ・アルキテクテス。