聖火リレーにバケツの水、男を逮捕 ブラジル
(CNN) 8月にリオデジャネイロ五輪が開催されるブラジルの南西部マトグロソドスル州で、聖火リレーにバケツの水をかけようとした27歳の男が逮捕されたことが28日までに分かった。
同州マラカジュ市の警察によれば、男は26日、聖火リレーの最中にバケツの水を聖火にかけようとしたが失敗し、ランナーに水がかかった。
インターネットには、男が聖火に水をかけようと歩道に立っている動画が投稿された。男は現場から逃走したが、その後、自宅で逮捕された。警察によれば、友人にそそのかされたという。政治的な動機があったかどうかは不明。
男は損害を与えることを意図したとして起訴されたが、約3万円の保釈金を支払い保釈された。有罪となった場合、6カ月から3年の禁錮刑となる可能性がある。