17の橋を光で飾る、英テムズ川で大規模パブリック・アート
「カレント(流れ)」と題した同チームの案では、センサーを使って潮の満ち引きなど川の動きを感知し、コンピューター・プログラムでそれに合わせた「動的な光のアート」を作り出す。主催団体の責任者は「コンピューター制御だから、必要があればいつでも更新したり微調整したりすることができる」と強調する。
プロジェクトの予算2000万ポンド(約29億円)のうち半分は、すでに民間からの寄付が集まった。工事は来年から始まり、第1段階が18年末までに完了する見通し。
ただ主催団体によると、完成までには数年かかる可能性がある。橋の所有者や管理者はそれぞれ違い、世論の反応、川の魚や鳥への影響も考慮しなければならない。今後5年間、あるいはそれ以上の計画で慎重に進めていくという。