キャリー・フィッシャーさん死去、SWの「レイア姫」演じる
私生活ではアルコール依存症や双極性障害と闘っていることを率直に打ち明け、精神疾患や治療の啓発活動にも取り組んだ。
1983年に結婚したシンガーソングライター、ポール・サイモンさんとは1年足らずで破局。娘の女優、ビリー・ラードさんは別の男性との間に生まれた。
フィッシャーさんの訃報を受け、スター・ウォーズの共演者らは相次いで追悼談話を発表している。
レイア姫の恋人役を演じたハリソン・フォードさんは、「キャリーは独特だった…明るくてユニークだった」「愉快で心は怖い物なし。勇敢に人生を生きた」とフィッシャーさんをしのんだ。フィッシャーさんは最近になって、第1作目の撮影中にフォードさんと恋愛関係にあったことを打ち明けていた。
ルーカス監督は談話の中で、「非常に頭が良くて才能にあふれ、彩り豊かな人柄で誰からも愛される女優であり、作家でありコメディアンだった。スター・ウォーズで演じた偉大でパワフルなプリンセスは強気で才気と希望にあふれていて、人が思うよりもずっと難しい役だった」と振り返った。
フィッシャーさんは著書の中でルーカス監督にも触れ、「43年前、ジョージ・ルーカスが私の人生を滅茶苦茶にした」「可能な限り最高のやり方で」と記している。
共演者だったマーク・ハミルさんはツイッターに、「言葉もない。打ちひしがれている」と書き込んだ。ビリー・ディー・ウィリアムズさん、チューバッカー役のピーター・メイヒューさんなどの共演者もツイッターでフィッシャーさんを追悼した。