サッカークラブの資産価値番付、マンUが4千億円でトップ
(CNN) 米経済誌フォーブスは6日、今年のサッカークラブの資産価値ランキングで英イングランドのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)が1位になったと発表した。昨年1位のスペインのレアル・マドリードを抜き、5年ぶりの返り咲きとなった。
今回発表されたマンUの資産価値は36億9000万ドル(約4040億円)と、前年比で11%増加。イングランド・プレミアリーグでの今季の順位は6位と振るわなかったにもかかわらず、2015~16年の収入はテレビ放映権やユニホームサプライヤーとの契約などで過去最高となる7億6500万ドルを記録した。これはスペインのビッグクラブであるレアル・マドリードやバルセロナを7500万ドル以上上回る。
また営業利益の2億8800万ドルは、プレミアリーグで対戦するアーセナル、チェルシー、リバプール、トットナム・ホットスパーの合計よりもさらに多い額だ。
国内リーグと欧州チャンピオンズリーグ(CL)の2冠を達成したレアル・マドリードの資産価値は前年比2%減の35億8000万ドルでランキング3位。2位のバルセロナの資産価値は同2%増の36億4000万ドルだった。
4位は独ブンデスリーガを制したバイエルン・ミュンヘンで27億1000万ドル。同クラブは4年連続で4位の座を維持している。
5位以下はプレミア勢のマンチェスター・シティー、アーセナル、チェルシー、リバプールが続く。CLで準優勝となったイタリア・セリエAのユベントスは9位だった。