「マイティ・ソー」新作、初週の週末興収138億円で首位
ニューヨーク(CNNMoney) アメリカン・コミック(アメコミ)のヒーローを主人公にした映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」が北米4080館で公開され、週末の興行収入は1億2100万ドル(約138億円)と首位だったことが6日までに分かった。
アメコミ大手のマーベルのキャラクターが主人公の映画としては17作連続の1位となった。マーベル作品はこれまで初週で首位を逃したことはない。
クリス・ヘムズワースが主人公の雷神ソーを演じる。共演は死の女神を演じるケイト・ブランシェットら。
「バトルロイヤル」は今年公開された作品の中でも4位と好成績を収めた。「マイティ・ソー」シリーズとしては3作目となる今作だが、興収成績でも前作を上回った。
興収は、13年公開の前作と比較して41%増、11年公開の1作目と比較して84%増となっている。世界興収は4億2700万ドル。
マーベル作品はこれまでに、国内で50億ドル超を、海外で130億ドルを稼いでいる。
ネット上での評判も上々だ。作品の格付けを行う「シネマスコア」で「A」の評価を受けたほか、映画評論サイト「ロッテン・トマト」で満足度93%を獲得している。