米ラジオ司会者、17歳スノボ五輪女王めぐる性的発言で解雇
ニューヨーク(CNNMoney) 平昌(ピョンチャン)冬季五輪のスノーボード女子ハーフパイプで金メダルを獲得した米国のクロエ・キムさん(17)をめぐり、性的に不適切な発言をしたとして、米ラジオ局「KNBR」の司会者が解雇されたことが16日までに分かった。
ラジオ司会者のパトリック・コナー氏は13日、米メディアサイト「バースツール・スポーツ」の五輪関連番組でキムさんに言及。「彼女の18歳の誕生日は4月23日だ。カウントダウンは始まっている」としたうえで、「私は女子高生のそういうところが好きだ」と述べた。
コナー氏はさらに「彼女はすごくいい」とし、続けて性的な発言をした。「実際、かわいい。私はクロエ・キムの大ファンだ」とも述べた。
この発言はバースツール・スポーツの番組で出たものだが、コナー氏は14日にKNBRにより解雇された。KNBRは米サンフランシスコにあるラジオ局で、コナー氏は同局でも番組の司会者を務めていた。
ソーシャルメディアでは、コナー氏の発言内容を問題視する声がすぐに浮上。バースツール・スポーツの番組の共同司会者は翌日、今回の件に触れ、ともに番組に出演していたコナー氏に対し厳しい警告を発した。
コナー氏はこの後、自身の発言に言及したうえでキムさんらに謝罪。「非常に恥ずかしく思っている」などと述べた。