日本とコロンビアが16強入り、セネガルはフェアプレーポイントの差で敗退
グループ首位の日本とすでに敗退が決まっている最下位ポーランドとの試合は、0-0のまま迎えた後半14分、ポーランドのセットプレーからベドナレクがシュートを決めた。
セネガルとコロンビアとの試合が引き分けなら日本が敗退する状況だったが、セネガルが0-1で負けているとの情報を受けて日本ベンチはポーランド戦を0-1のまま終えることを選択。
ポーランドの選手も追加点を狙いに行く姿勢を見せず、両チームとも後半30分以降は横や後ろへのパス交換を繰り返して時間を稼ぐ場面がほとんどだった。
試合はこのまま終了し、日本の2位での決勝トーナメント進出が確定。アフリカ勢として唯一のグループ突破を目指したセネガルは無念の敗退となった。16チームで戦う決勝トーナメントにアフリカ勢が残れなかったのは1982年大会以来。
フェアプレーポイントは2014年のW杯ブラジル大会後、国際サッカー連盟(FIFA)主催のすべての大会に導入されたが、W杯で適用されるのは今回のロシア大会が初となる。