ジェノア・サポーター、43分間応援を自粛 橋崩落事故受け
(CNN) イタリアのプロサッカー1部に所属するジェノアの試合で、通常は歓声を送るサポーターが43分間にわたって応援を自粛する出来事があった。ジェノバの幹線道路で今月起きた崩落事故の犠牲者を悼んだもの。
約2万人のジェノアのサポーターは26日の試合で、崩落事故の犠牲者の数に合わせて43分間、沈黙を守った。この試合は崩落事故後初めての試合だった。
エンポリをホームに迎えた一戦で、2-0とリードしたにもかかわらず、前半の大部分、スタジアムは沈黙に包まれた。
試合開始から43分が経過すると、スクリーンに犠牲者の名前が映し出された。ここから、サポーターは通常の応援に戻った。
犠牲者を悼む横断幕は各地の試合会場でも掲げられた。
26日の試合はジェノアが2-1で勝利した。