「ファンタビ」原作のローリング氏、同性愛の設定を明言して物議

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「ファンタスティック・ビースト」シリーズでダンブルドア役を演じるジュード・ロウ/Warner Bros. Entertainment Inc.

「ファンタスティック・ビースト」シリーズでダンブルドア役を演じるジュード・ロウ/Warner Bros. Entertainment Inc.

(CNN) ファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズで知られる英国人作家J・K・ローリング氏が、同じ魔法の世界を描いた「ファンタスティック・ビースト」シリーズの男性キャラクター同士がかつて性的関係にあったと明言して、物議を醸している。

「ファンタスティック・ビースト」シリーズには、後に「ハリー・ポッター」シリーズの舞台、ホグワーツ魔法魔術学校の校長となるダンブルドアが主人公の師として登場し、闇の魔法使いグリンデルバルドと対決する。

米ニュースサイトのマッシャブルによると、ローリング氏は昨年劇場公開されたシリーズ2作目「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」のDVD・ブルーレイ版で、ダンブルドアとグリンデルバルドがかつて恋愛関係にあったと発言。

2人の関係は「とても激しく情熱的」で「性的な要素があったと思う」と語る一方、「私は性的な面よりも、かれらが互いに抱いていた感情に関心がある。人間同士のあらゆる関係の中で、結局はそれが一番興味深いことだから」と強調している。

ダンブルドアとグリンデルバルドの同性愛をめぐってはこれまでも憶測が飛び交い、デヴィッド・イェーツ監督がその設定をはっきり描かないと表明して批判を浴びた経緯がある。

ローリング氏が今になって性的関係に言及したことに対し、一部のファンからは「聞きたくなかった」との声も上がっている。

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