22年W杯、出場32カ国に据え置き FIFA発表
(CNN) 国際サッカー連盟(FIFA)は22日、2022年に中東カタールで開催されるワールドカップ(W杯)の出場国数をこれまでと同じ32カ国とする方針を発表した。
W杯の出場国をめぐっては、同大会から16カ国増の48カ国に拡大する案が検討されていた。
FIFAは同日の声明で「徹底的かつ包括的な協議を、関係するすべての利害関係者と行った。そのうえで、現状こうした提案を直ちに実現するのは不可能との結論に至った」と述べた。
また、開催国が被るとみられる影響などについても詳細な検証が必要との認識を示し、期限としていた6月までに拡大の是非を決定できない恐れがあると説明した。
カタールは10年に、22年大会の開催国に選ばれた。中東地域でW杯が開かれるのはこれが初めて。
カナダ、メキシコ、米国の共同開催となる26年大会について、FIFAはすでに48カ国が参加することで合意している。