リチャード・ウィリアムズ氏が死去、「ロジャー・ラビット」でアカデミー賞
(CNN) アニメと実写を合成した映画「ロジャー・ラビット」などの作品で知られるアニメーターのリチャード・ウィリアムズ氏が16日、英ブリストルの自宅で死去した。86歳だった。ウィリアムズ氏は最近、がんにかかり闘病生活を送っていた。英PA通信が伝えた。
ウィリアムズ氏はカナダ・トロント生まれ。1950年代に英国に移住した。
遺族によれば、死亡した当日も創作活動を行っていたという。
ウィリアムズ氏は米アカデミー賞を3度受賞したほか、国際的な賞を250以上受賞している。
ウィリアムズ氏によれば、5歳の時に母親と一緒にアニメ映画「白雪姫」を劇場で見て、アニメーターになることを志したという。
ウィリアムズ氏は、映画「ピンク・パンサー2」や「ピンク・パンサー3」といった作品にも参加した。