医療従事者支援の「ワン・ワールド」コンサート、寄付金130億円超
(CNN) 新型コロナウイルスの感染拡大が世界各地で広がるなか、対応に当たっている医療従事者を支援するために開催されたコンサート「ワン・ワールド:トゥギャザー・アット・ホーム」で、世界保健機関(WHO)への寄付金が1億2790万ドル(約137億円)となったことがわかった。
イベントの取りまとめを行った米非営利団体「グローバル・シチズン」が19日、ツイッターで明らかにした。
全世界に配信されたイベントにはレディー・ガガやスティービー・ワンダー、ローリング・ストーンズらが参加。8時間のコンサートで演奏を披露するなどした。
レディー・ガガは、寄付金額が発表されたツイートに答える形で、「このプロジェクトの一部だったことに恐縮する」と述べた。
寄付金はWHOの「COVID―19連帯対応基金」に送られる。
コンサートは6時間の「前座」と、ジミー・ファロン、ジミー・キンメル、スティーブン・コルバートが司会を務めた2時間の「本番」で構成。番組の最初には「最前線に立つすべての医療従事者へ、我々はあなたたちと共にいます。我々のためにそこにいてくれて感謝します」との字幕が表示された。
テイラー・スウィフトやエルトン・ジョン、ポール・マッカートニー、ジェニファー・ロペスらも自宅からコンサートに参加した。