F1の元最高責任者エクレストン氏に男児誕生、89歳で父親に
(CNN) 自動車レース、フォーミュラワン(F1)の運営組織の元トップとして長年君臨し、富豪としても知られる89歳のバーニー・エクレストン氏と妻ファビアナ・フロシさん(44)との間に男の子が生まれたことが3日までに分かった。
エクレストン氏の広報担当者がCNNに確認したところによると、男児は1日に誕生。「エース」と命名されたという。
エクレストン氏には3人の娘がいるが、息子が生まれるのは初めて。フロシさんとの間に生まれた最初の子どもでもある。
夫妻は2012年に結婚。16年にはフロシさんの母親がブラジルで身代金目的の誘拐の被害を受けたこともあった。1週間後に解放されていた。
エクレストン氏は40年間にわたってF1を仕切り、2017年にトップの座を追われていた。F1事業の運営権は米企業「リバティー・メディア」が獲得していた。
高齢になってから子どもを持った著名人の前例としては、喜劇俳優のチャップリンやメディア王ルパート・マードック氏らがいる。前者は73歳、後者は72歳のときにそれぞれ子どもが生まれた。