「表彰台での抗議容認を」、選手や元メダリストがIOCに公開書簡
今回の書簡では、こうした修正が「継続的な関与に前向き」なIOCの姿勢を示すものだと認める一方、修正が「基本的人権としての表現の自由や、世界のスポーツ界での人種的・社会的正義への取り組み」を反映していないと主張している。
さらに「世界のスポーツコミュニティーは人種的・社会的正義の問題で転換点にある」との見方を示し、IOCに対し「オリンピック・パラリンピック運動のリーダーとして、人権や人種的・社会的正義、社会的包摂にもっと注力する」よう呼び掛けている。
書簡に署名したグウェン・ベリー選手は6月に行われた陸上の米国内選考会で、国歌演奏中に米国旗の方を向くことを拒否し、注目を集めていた。