水谷・伊藤、日本卓球史上初の金メダル 中国に劇的逆転勝利
(CNN) 東京オリンピック(五輪)卓球競技の混合ダブルスは26日に決勝が行われ、日本の水谷隼・伊藤美誠ペアが中国の許昕・劉詩雯ペアをゲームカウント4―3で下し、金メダルを獲得した。日本が五輪の卓球競技で金メダルを取るのは史上初。
混合ダブルスは今回の東京五輪から採用された新種目。水谷・伊藤のペアは最初の2ゲームを連取されるものの、そこから劇的な逆転で勝利をつかんだ。最終ゲームを11―6で制し、卓球界最強の地位に長く君臨する中国の牙城(がじょう)を崩すことに成功した。
2004年アテネ五輪の男子シングルスで韓国の柳承敏選手が優勝して以降、中国は五輪卓球競技のすべての種目で優勝を果たしていた。
混合ダブルスでの優勝により、26日時点で日本が獲得した金メダルの数は8個と、米国を1個上回っている。