東京五輪2冠のトンプソンヘラ選手、女子100mの世界歴代2位を記録
(CNN) 米オレゴン州で21日に開催された陸上のダイヤモンドリーグの女子100メートルで、ジャマイカのエレーン・トンプソンヘラが世界歴代2位の10秒54をマークして優勝した。
東京オリンピック(五輪)と同じく、2位はシェリーアン・フレイザープライス、3位がシェリカ・ジャクソンと、ジャマイカ勢が上位を独占した。
トンプソンヘラは東京五輪で100メートルと200メートルの金メダルを獲得していた。
女子100メートルの世界記録は、1988年に米国のフローレンス・グリフィスジョイナーが出した10秒49。
トンプソンヘラは競技後のインタビューで、自分でもタイムに驚いているとして、この5年間の自己最高記録だと語った。
今後100メートル、200メートルの世界記録を更新することができるかという質問には、「私にはもっと大きな力があるので、それも可能だ」と答えた。
2024年のパリ五輪で優勝すれば、同国の男子選手、ウサイン・ボルトと並んで3大会連続金メダル獲得を果たすことになる。