テニスのアンディ・マリー、シューズと一緒に結婚指輪盗まれる被害
(CNN) 男子テニス4大大会を3度制した英国のアンディ・マリーさん(34)が、米カリフォルニア州インディアンウェルズで開かれる大会の準備中に、思わぬトラブルに遭遇した。
マリーさんは7日、インスタグラムに投稿した動画の中で、盗まれたトレーニングシューズと結婚指輪探しに協力してほしいと呼びかけている。
マリーさんによると、シューズはカリフォルニア州の太陽の下で何時間も練習したために汗臭くなり、ホテルに戻った際に車の下で乾かすことにした。
ところが翌朝戻ってみると、シューズが消えていた。このため8日の対戦に備えて別のシューズを見つける必要に迫られたという。
これだけであれば、それほど悲嘆に暮れることはなかったかもしれない。だが不運なことに、マリーさんは大切なことを1つ忘れていた。
「練習の準備をしていると、『結婚指輪はどこだ?』と理学療法士に尋ねられた。私は『オー、ノー』という状態だった」。マリーさんは動画の中で、笑いをこらえようとしながらそう語った。
「プレーする時はいつも結婚指輪をテニスシューズに結んでいるんだ。指にはめてプレーできないから。つまり、結婚指輪も一緒に盗まれた」
マリーさんのきまり悪そうな表情から判断すると、妻のキム・シアーズさんの機嫌はあまり良くないらしい。2015年に結婚した2人の間には4人の子どもがいる。
「言うまでもなく、家ではばつが悪い思いをしているので、何とかして見つけたい」とマリーさん。「この話を共有してもらうか、何か手がかりをもらえれば、指輪を取り戻して真相を解明する助けになる」と訴えた。
投稿には「確かに私は愚か者だし、今から考えればひどいアイデアに思えるが、とにかく助けがほしい」と書き添えている。