国際ハンドボール連盟、「性差別的」なユニホーム規則を改定 批判受け
(CNN) 国際ハンドボール連盟(IHF)は2日までに、「性差別的」との批判が出ていたビーチハンドボールのユニホーム規則を改定した。女子選手は今後、ビキニパンツの代わりに短パンを着用できるようになる。
ビーチハンドボールのユニホームを巡っては、ノルウェー女子チームが今年、スペイン戦で短パンを着用して罰金を科された。欧州ハンドボール連盟は声明で、短パンは「不適切な服装」だと述べ、選手1人につき150ユーロ(約2万円)、計1500ユーロの罰金を発表していた。
当時、ノルウェー女子チームのコーチはCNNに対し、ユニホームに関するこうした規則は女性にプレーを思いとどまらせる結果になりかねないと指摘。米シンガーソングライターのピンクさんは当該規則を「性差別的」と批判し、ノルウェーチームに対する罰金を肩代わりすると申し出ていた。
新たなユニホーム規則は10月3日付で、「女子選手は体に密着した短パンを着用する必要がある」とする内容。上半身についても、以前の規則ではおなかの見えるクロップトップの着用が定められていたが、タンクトップに変更になった。