マドンナさんがインスタ批判、「乳首」理由に写真を削除され
(CNN) 米歌手マドンナさん(63)がこのほど、乳首の一部が写っていることを理由に複数の写真を削除されたとして、SNSのインスタグラムを批判した。
公式アカウントへの25日の投稿によると、インスタグラムが成人の裸体に関する規則への違反を理由に写真を削除したことを受け、マドンナさんは再投稿を決めた。
再投稿された写真には、網ストッキングをはいて寝室で様々なポーズを取るマドンナさんの姿が写っている。乳首の部分は絵文字で覆われている。
インスタグラムの親会社メタの広報はCNNに対し、同社の規則に違反する写真は「誰が投稿したものであれ、発見次第いつでも」削除すると述べた。
マドンナさんは1700万人のフォロワーに向け、再投稿する写真はインスタグラムが警告も通知もなしに削除したものだと説明。
「女性の体のあらゆる部分を見せることが許されるのに、乳首だけは例外扱いされるという文化の中に生きていることに今も驚かされる」「まるでそこが女性の体で唯一、性的に扱われうる部分であるかのように。乳首は赤ちゃんに栄養を与えるものです!」とつづっている。
多くのユーザーはマドンナさんの投稿を歓迎し、拍手の絵文字や支援のコメントを送ったが、投稿の趣旨に賛同しないという人もいた。
メタが公開している規則によると、同社は「一部の人が敏感に反応する可能性があるため、裸体や性的活動の公開」を制限している。ただ、近年は規則の適用をより慎重に行っており、授乳や乳房切除の痕、抗議活動の場合には、乳首の写った投稿を許可する方針だという。