「バットマン」の新作映画、ロシアでの公開中止

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ロバート・パティンソン主演の映画「バットマン」のロシアでの公開が中止/Courtesy Warner Bros. Pictures/DC Comics

ロバート・パティンソン主演の映画「バットマン」のロシアでの公開が中止/Courtesy Warner Bros. Pictures/DC Comics

ニューヨーク(CNN Business) ワーナーメディアは、映画「バットマン」シリーズの新作「THE BATMAN―ザ・バットマン―」について、ロシア軍のウクライナへの侵攻を受けて、ロシアでの公開を中止すると明らかにした。

ワーナーメディアの広報は、ワーナーメディアはウクライナでの人道危機を考慮し、新作映画のロシアでの公開を中止すると明らかにした。今後の状況の動きを注視し続けるとしたほか、「我々は今回の悲劇に対する迅速で平和的な解決策を望む」と述べた。

バットマンは映画市場でも最も収益の高いシリーズのひとつで、今回の主演はロバート・パティンソンが務める。バットマンシリーズの興行収入はこれまでに全世界で50億ドル以上となっている。

米映画界はロシア軍のウクライナ侵攻を受けて、ロシアでの劇場公開を中止する動きを見せている。米ディズニーも先ごろ、同社作品のロシアでの劇場公開を見合わせると発表していた。米動画配信大手ネットフリックスは、ロシア国営放送の番組配信を拒否している。

ロシアによるウクライナ侵攻は世界各地で非難を浴びており、ロシア経済を対象とした一連の厳しい経済制裁の発動につながっている。

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