テニス界引退のバーティ選手、ゴルフ大会に出場へ
(CNN) 女子テニスの世界ランク1位から突然引退した豪州のアシュリー・バーティ元選手が、ラケットをゴルフクラブに持ち替えて団体戦に出場する。
さまざまな分野のスポーツ選手が参加するゴルフの団体戦「アイコン・シリーズ」は、第1回大会が6月30日から7月1日まで米ニュージャージー州で開催される。
米代表チームはプロゴルファーのフレッド・カプルスが主将を務め、競泳のマイケル・フェルプス、ボクサーのオスカー・デ・ラ・ホーヤや元フットボール選手、テレビ司会者らが参加する。
バーティ元選手はそのほかの国々を代表するチームに加わる。主将は男子ゴルフの元世界ランク1位、南アフリカ出身のアーニー・エルス。サッカーの英プレミアリーグでマンチェスター・シティーの指揮を執るジョゼップ・グアルディオラ監督、トッテナムのFWハリー・ケイン、メキシコのプロボクサー、サウル・アルバレスらが出場する。
バーティ元選手は今年の全豪オープンを制した後、「すべて出し切った」として先月引退を表明した。
テニスだけでなくプロのクリケット選手としてもプレーした経験を持ち、20年には豪ブリスベン近郊で開催されたゴルフ大会で優勝した。男子ゴルフのスター、タイガー・ウッズはかつて、バーティ元選手の「素晴らしいスイング」を称賛したといわれている。