ジェイソン・モモアが謝罪、バチカン礼拝堂内での写真投稿に批判
(CNN) スーパーヒーロー映画「アクアマン」シリーズなどで知られる米俳優ジェイソン・モモアさん(42)が、イタリアの首都ローマでのロケ中に訪れたバチカン市国のシスティーナ礼拝堂の中で撮影した写真をSNSに掲載して批判を浴び、動画で謝罪した。
モモアさんはアクション映画「ワイルド・スピーズ」シリーズ第10弾のロケでローマに滞在していた。
今月9日にシスティーナ礼拝堂を訪れ、ルネサンスの巨匠ミケランジェロによる有名な天井画の下でポーズをとる写真などをインスタグラムに投稿。「アイ・ラブ・ユー、イタリア」「ローマを楽しむ1日の、なんてすてきな始まりだろう」というコメントを添えていた。
これに対し、礼拝堂内での写真撮影は原則禁止されているはずと指摘する書き込みが相次いだことを受けて、14日に弁明と謝罪の動画を投稿した。
上半身裸でトレーニングに励む姿を見せた後、ダンベルを置いて「ローマ滞在の最終日だ。皆さんとイタリアを愛している」「皆さんの文化に無礼を働いたと思われたとしたら、そのようなつもりはなかった」と語り掛けている。
撮影が休みになった日に「寄付金」を払い、友人やスタッフを連れて礼拝堂を訪れたという。
みんなが自分と一緒に写真を撮りたがったと説明し、礼拝堂内では深く敬意を払い、許可を取って行動したと強調。「相手の文化を軽んじるようなことをしようとは決して思わない。もししてしまったのなら謝罪する」と語った。
礼拝堂でプライベートな時間を過ごすために、相当額の寄付をしたとも付け加えている。
動画の閲覧回数は、15日午前の時点で300万近くに上った。