ゼレンスキー氏、米上院共和党議員団と会談 ロシアのテロ支援国家指定を要請

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米上院の共和党議員団と会談した、ウクライナのゼレンスキー大統領(中央)/Zelensky Official Instagram account

米上院の共和党議員団と会談した、ウクライナのゼレンスキー大統領(中央)/Zelensky Official Instagram account

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は14日夜の定例演説で、この日に首都キーウ(キエフ)を訪問した米上院の共和党議員団と会談し、米政府がロシアをテロ支援国家に指定するよう改めて要請したことを確認した。

米上院共和党トップのマコネル院内総務が率いる計4人の議員団は14日、事前予告なしにキーウを訪れた。

マコネル氏は同日夜、ウクライナをたった直後に声明を出し、ゼレンスキー氏らに会えたことは「光栄」だったと報告した。会談では、同国がこの戦争に勝利するまで支援を続ける姿勢を改めて伝えたという。

ゼレンスキー氏は演説で、議員団と米国からの支援や対ロシア制裁の強化について協議したと述べ、今回の訪問で米国の超党派の支援が改めて証明されたとの認識を示した。

CNNは先日、同氏がバイデン米大統領に、ロシアのテロ支援国家指定を求めたことを報じていた。

ゼレンスキー氏はさらに、米国で先日、ウクライナへの軍事支援を迅速化する「武器貸与法」が成立したことに感謝の意を表したという。

米議会からは2週間前、下院のペロシ議長率いる民主党議員団が、ロシアの侵攻以降初めてウクライナを訪れていた。

また先月、米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官がキーウでゼレンスキー氏と会談。先週末にはジル・バイデン大統領夫人がウクライナのスロバキア国境近くにある避難施設を訪問し、ゼレンスキー氏の妻オレナ・ゼレンシカ氏と会談した。

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