「トップガン」続編、予告編で消えた台湾の旗が復活
テンセント及び同作を手掛けた米映画大手パラマウントにコメントを求めたが返答はなかった。
東アジアでは近年、東シナ海の島々の領有権を巡り、日本と中国の間でも緊張が高まっている。
公開版でパッチのデザインを戻したことは、中国本土の一部のファンや当局者を怒らせる公算が大きい。DМGエンターテインメントの元社長、クリス・フェントン氏は「高い確率で中国政府は『トップガン』の国内での公開、収益化を禁止するだろう」「映画会社や制作会社、俳優らを長期間国内市場から追放する可能性もある」と予測。「過去に同様の処罰を見てきた」と付け加えた。
現在「トップガン マーヴェリック」は中国本土で公開されておらず、公開予定日も設定されていない。
パッチの旗が戻った公開版を鑑賞した台湾のファンらは、ソーシャルメディアに喜びの声を投稿。「うれしい驚き」などのコメントを寄せた。