米俳優マシュー・マコノヒーさん、故郷の銃撃事件を語る 銃規制訴え
さらにマコノヒーさんは、犠牲になった子どもたちが抱いていた夢について詳しく話した。1人は海洋生物学者になりたかったという。また別の子どもは次の週に教会で聖書の一節を読む準備をしていた。パリの美術学校への進学を望んでいた子どももいた。
「町に衝撃が走った。痛み、否定、幻滅、怒り、非難、悲しみ、命の喪失、裂かれた夢を感じた」とマコノヒーさんは語った。
「ARー15ライフルの射出口が異常に大きいため、ほとんどの遺体がバラバラになり、DNA鑑定か緑色のコンバーススニーカーでなければ身元を特定できないほどだった。多くの子どもたちは、死んだだけでなく、空洞になっていた。ユバルディにはこれから長い間カウンセラーが必要だ」とも話した。
さらに「私たちは冷静に、謙虚に、正直に鏡を見て、本当に大切なものに基づいて自分たちを再生させなければならない。本当の勇気を持ち、所属政党の代わりに私たちの不滅の義務を尊重しなければならなくなった」と指摘した。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官によると、マコノヒーさんは演壇に立つ前にバイデン大統領と短時間会談した。マコノヒーさんは同日、米国会議事堂で議員たちとも会合を持ち、銃改革法案について話し合った。