サッカー選手を逮捕、試合中に女性審判殴る アルゼンチン
(CNN) アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの地域サッカーリーグの試合で、選手が女性審判を殴って逮捕された。
審判の話によると、同リーグのガルメンセとインデペンデンシアが対戦した試合の後半で、ガルメンセのクリスティアン・ティローネ選手にファウルを出したところ、同選手が暴言を吐き始めた。
これを受けてレッドカードを掲げようとした時、ティローネ選手に後ろから後頭部を殴られ、地面に倒れ込んだ。
現場の映像には、同選手が審判から引き離され、数人の警官に連行される場面が映っている。
審判は地元の病院へ運ばれて手当てを受けた後、同選手を告訴した。
警察関係者によると、ティローネ選手は現地の警察に留置され、外部との連絡を断たれている。今後、身柄を送検される予定。
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は同選手の行動を非難し、裁判に協力するとの声明を出した。
ガルメンセは声明で審判との「連帯」と、謝罪の意を表した。