セリーナ・ウィリアムズ、全米OP3回戦で敗退 引退か
(CNN) テニスの全米オープンは2日、ニューヨークのアーサー・アッシュ・スタジアムで女子シングルス3回戦が行われ、セリーナ・ウィリアムズ(米)がアイラ・トムリャノビッチ(豪)に敗れた。ウィリアムズのキャリアは終わりを迎える可能性が高い。
4大大会(グランドスラム)シングルス優勝23回を誇るウィリアムズはテニスだけでなく、スポーツ界全体に忘れがたい足跡を残した。
トムリャノビッチは3時間を超える試合の末、7―5、6―7(4)、6―1で勝利。自身初となる全米OPベスト16に駒を進めた。
ウィリアムズは試合後のESPNのインタビューで、「進化してテニスから離れる」決断を再考するかと問われ、「再考しないと思う。でも何があるか分からない」とコメント。
涙をこぼしながらも幸せな様子でインタビューを受け、「すべてを始めたのは両親だから、両親にはとても感謝している」と語った。
成功できたのは姉のビーナス・ウィリアムズのおかげだとも語り、「ビーナスなしでは私はセリーナになれなかった」「セリーナ・ウィリアムズが存在しているのはひとえに彼女のおかげ」と話した。
一方、トムリャノビッチは「皆さんと同じように私もセリーナのことが大好き」だから、申し訳ない気持ちだと語った。