先住民女優リトルフェザーさん死去、マーロン・ブランド代理でアカデミー賞受賞拒否
バックスキンのドレスとモカシン姿で行ったリトルフェザーさんの短い演説は、ブーイングと拍手の入り混じった反応で迎えられた。駆け出しの女優としてのリトルフェザーさんのキャリアが、この演説の代償となった。「誇り高きインディアンの英雄・ウィンターホーク」や「ザ・トライアル・オブ・ビリー・ジャック」などの映画に出演していたリトルフェザーさんは、映画界でブラックリストに載せられ、芸能界からも締め出された。
アカデミーは今年8月、この演説をめぐる長年の不当な扱いについて、リトルフェザーさんに正式に謝罪した。
先月、アカデミーはロサンゼルスの映画博物館で開いたイベントの基調講演にリトルフェザーさんを招き、先住民アーティストの公演を行っていた。