試合中のピッチに虹色の旗を掲げて乱入　カタールＷ杯

（ＣＮＮ） カタールで開催されているサッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）で２８日、１次リーグのポルトガル対ウルグアイの試合中、虹色の旗を掲げた人物がピッチに乱入した。

国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の国際映像には映らなかったが、この人物は性の多様性を象徴する虹色の旗をはためかせ、警備担当者らに追われながらピッチ上を走っていた。

米ゲッティイメージズ提供の写真によると、着ていたシャツの背中には「イラン女性に敬意を」、胸には「ウクライナを救え」という文字が書かれていた。

その後、イラン人審判が芝に落ちた旗を拾う姿がみられた。

ＣＮＮはＦＩＦＡとカタールの大会主催者に詳細を問い合わせたが、いずれも返答は得られていない。

試合はポルトガルが２―０で勝利し、決勝トーナメントへの進出を決めた。

Ｔシャツの背面には「イラン女性に敬意を」と書かれていた/Molly Darlington/Reuters