ハリソン・フォードがアップルTV+のドラマに、「今も信じられない」と脚本家告白
しかしゴールドスタインは予定を変えず、結局、金曜の夜に会うことになった。
プレッシャーはすさまじかった。「米国にいる全員から電話がかかってきた。絶対に台無しにするな。君次第だ。契約を取り付けろ、と」
ゴールドスタインと会ったフォードは、シュリンキングの脚本と台詞は今まで自分が読んだ中で最高だったと賞賛した。ゴールドスタインは信じられない褒め言葉だと感じ、フォードが自分を別人と勘違いしているのではないかと疑ったという。
しかしテーブルの上に積み上げられた台本の山からシュリンキングの台本を取り出して、フォードはその信じられないことを確認した。
ゴールドスタインが「出演してもらえますか」と尋ねると、フォードは「ああ」と返答。「これで契約は成立ですか」という問いかけに、フォードは「そのようだ。さあ、食べよう」と応じたという。その晩、2人は夕食を共にしながら仕事の話に花を咲かせた。
「あまりに簡単で、冗談みたいだった」とゴールドスタインは打ち明けている。
フォードが出演するシュリンキングは、1月からアップルTV+で配信されている。