テニス全米OP決勝 ジョコビッチが勝利、4大大会優勝は24回目
(CNN) テニスの全米オープンは10日、ニューヨークで、男子シングルス決勝が行われ、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がダニル・メドベージェフ(ロシア)を6―3、7―6、6―3のストレートで下し、優勝した。
4大大会シングルス通算24勝目と自身の記録をのばした。シングルス24勝は、女子のマーガレット・コートと並び男女を通じて史上最多。
ジョコビッチは試合後、「これは私にとってかけがえのないものだ。私と家族に多くのものを与えてくれたスポーツで、最高のレベルで戦うという子どもの頃からの夢を実現できた」と述べた。
優勝トロフィーにキスをするジョコビッチ/Manu Fernandez/AP
第2セットを取った直後のジョコビッチ/Clive Brunskill/Getty Images
ジョコビッチは第1セットでブレークを許すことなく、いつものようにコートを支配した。第2セットは、より接戦となったが、タイブレークの末にジョコビッチが制した。
第3セットに入っても、ジョコビッチの勢いは止まらず、4度目となる全米OP優勝を遂げた。
36歳での全米OP優勝はオープン化後の最年長記録。一つのシーズンで3度の4大大会優勝を果たしたのは4度目となり、これも史上最多となった。