早すぎた勝利パフォーマンス、ゴール直前で抜かれ4位転落 欧州選手権競歩
(CNN) 欧州選手権の競歩20キロのレースでラウラ・ガルシアカロ(スペイン)がゴール直前での勝利のパフォーマンスのせいで、急激に追い上げてきたリュドミラ・オリャノフスカ(ウクライナ)に抜かれて4位に転落する出来事があった。
イタリア首都ローマで7日に行われたレースでは、ガルシアカロは3位を確定させたように見えた。首には国旗を巻き、ゴールラインが近づくにつれて歓声が上がった。
しかし、勝利を祝うのは早すぎた。オリャノフスカがゴール目前でガルシアカロを抜き去り、ガルシアカロは恐怖の表情を浮かべた。
ゴール直前で笑顔を見せるラウラ・ガルシアカロ/Gregorio Borgia/AP
ガルシアカロは「かなりがっかりしている。レースの序盤は苦しんだが、盛り返し、最後10メートルでいけると思ったが、そうではなかった。何が起こったのかを理解し、心を癒やしたい」と振り返った。ロイター通信は地元メディアを引用して伝えた。
レースは開催国イタリアのアントネッラ・パルミサノが1時間28分8秒で勝利した。