ウィリー・メイズさん死去、93歳 米大リーグの伝説的選手
(CNN) 米大リーグを熱狂させた伝説的選手、ウィリー・メイズさんが18日に死去した。93歳だった。サンフランシスコ・ジャイアンツが発表した。
オールラウンドで活躍したメイズさんは1954年のワールドシリーズで見せた劇的な捕球で知られ、殿堂入りも果たしている。
いつも仲間に積極的にあいさつする姿から、ニックネームは「セイ・ヘイ・キッド」。打撃、パワー、強肩、俊足、守備のオールラウンドな活躍で「5ツールプレーヤー」と呼ばれた。
大リーグで活躍した23シーズンは主にニューヨーク・ジャイアンツとサンフランシスコ・ジャイアンツに所属。ホームランの数は660本と、ベーブ・ルースに次いで大リーグ史上2番目に多かった。
ホームランと盗塁の数はナショナルリーグで4シーズンにわたって首位を記録。長打率では5回トップに立ち、打率3割強、通算打率は3割1厘の記録を残した。
外野手としても活躍し、ゴールドグラブ賞を12回獲得した。