スウィフトさんのウィーン公演で無差別殺人計画か 容疑者自宅から爆発装置
(CNN) オーストリアの首都ウィーンで襲撃が計画されているとして現地で予定されていた米人気歌手テイラー・スウィフトさんの公演が中止された事件で、当局は8日、逮捕した1人がスウィフトさんの公演で無差別殺人を企てていたことを明らかにした。
当局は10代の少年3人に事情聴取している。
カーナー内相によると、襲撃計画の摘発には外国の情報機関の支援があった。情報筋はCNNに、米国がオーストリア当局に懸念を伝えていたと明らかにした。
この事件では、ウィーンで8〜10日に予定されていたスウィフトさんのコンサート3公演が中止された。
当局によると、主犯格の19歳の容疑者の自宅で化学物質や爆発装置、起爆装置、偽造の現金2万1000ユーロ(約337万円)が見つかった。同容疑者は過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)に忠誠を誓っており、インターネット上で過激化したとみられる。