俳優マシュー・ペリーさん死亡に関与した疑いで5人を起訴 米検察
(CNN) 米検察は15日、人気ドラマ「フレンズ」に出演した俳優マシュー・ペリーさん(享年54)の死亡に関与した疑いで5人を起訴したと発表した。
発表に先駆け、この件を調べていた捜査員からは薬物の売人と供給者の地下ネットワークの存在が浮上したとの見方が出ていた。ペリーさんの死因とされる致死性のあるケタミンは、これらのネットワークが供給に関与していた疑いがあるという。
検察の発表によれば、被告には医師2人、ペリーさんの住み込みのアシスタント、さらに当局が「ケタミンの女王」と呼ぶ人物1人が含まれる。
マーティン・エストラダ検事は、これらの被告が「ペリーさんの薬物依存の問題につけ込んだ」と指摘。「彼らは自分たちが間違ったことをしていると認識していた」と述べた。
起訴された5人中3人は、司法取引に合意している。他の2人はカリフォルニア州サンタモニカの医師と、薬物の販売を運営していた女。