米歌手ケイティ・ペリーさん、保護区で無許可撮影か スペイン当局の調査対象に
(CNN) スペイン東部沖バレアレス諸島の保護区域で許可を得ずミュージックビデオ(MV)の撮影を行った疑いがあるとして、米歌手ケイティ・ペリーさんが地元当局の調査対象になっている。
13日に発表された地元当局の声明によると、MVの制作会社が「許可を申請せず」にセス・サリーナス自然公園で撮影を行ったことを受け、バレアレス諸島当局は調査に乗り出した。
8日に公開された動画には、保護対象の砂丘で歌って踊るペリーさんの姿が映っている。
ただ、地元当局はMVを調査中だとしつつも、許可を得れば当該区域での撮影が許されることから、「環境に対する犯罪」で捜査しているわけではないと説明した。
CNNはペリーさんの代理人にコメントを求めている。
ペリーさんはこのところトラブル続き。最近のシングル「ウーマンズ・ワールド」では古いステレオタイプを永続化させているとして批判を浴びた。
また、物議を醸しているプロデューサー、ドクター・リュークさんとの仕事に関しても批判されている。
歌手のケシャさんとドクター・リュークさんは2023年6月、14年から続いていた法的紛争を解決することで合意。ケシャさんは14年、ドクター・リュークさんを相手取ってレコーディング契約の解消を求める訴訟を起こし、薬物投与や心理的虐待、性的暴行を受けたと主張していた。
ドクター・リュークさんはペリーさんのヒット曲の一部を手掛けており、ペリーさんは9月20日リリース予定のアルバム「143」でも協力する考えを固めていた。