米マイクロソフトのタブレット端末「サーフェス」はiPadを脅かす存在になる?
その解決策を提供したのが、マイクロソフトが26日に発売したウィンドウズ8だ。このOSには2つのモードがある。「スタート画面」では画面いっぱいに大型のタイルが並び、メニュー機能は隠れている。「デスクトップモード」は従来のように小型のアイコンとタスクバー、メニューが並ぶ。両モードとも、タッチ操作とマウス操作に対応できる。
アップルが携帯端末とパソコン用に別々のOSを開発しているのに対し、ユーザーはタブレットにもPCと同じ機能を望んでいるというのがマイクロソフトの考えだ。
では実際に、ユーザーはマイクロソフトに付いてくるのか。専門家の予想にはかなりの開きがある。
ウィンドウズ8とそのスリム版のウィンドウズRTを搭載したタブレットの来年末までの販売台数について、米調査会社IHSアイサプライは約2000万台と見込む。一方、フォレスター・リサーチの予想では約700万台にとどまり、IDCはさらに少ない500万台弱と予想する。