フェイスブック、モバイルアプリ首位に グーグルマップは2位 米調査
(CNN) 米調査会社コムスコアの発表した最新の統計によれば、米国で2012年に最も「人気」の多機能携帯電話(スマートフォン)やタブレット端末向けのアプリは、米交流サイト大手「フェイスブック」の公式アプリだった。同統計はアプリを利用してインターネットにアクセスした訪問者数などに基づくもの。
第2位は、米インターネット大手グーグルの地図サービスを利用するためのアプリ「グーグル・マップ」。iPhoneをはじめとするアップル製モバイル端末に標準搭載されていた9月までは1位の座にあったが、アップルが新しい基本ソフト(OS)であるiOS6から搭載をやめたため、利用が減った。
グーグルは昨年12月、新たにiOS版のグーグル・マップを発表しており、13年には再び首位を取り返す可能性もある。
フェイスブックのアプリが年間1位に輝いたのは、グーグル側の「失速」のおかげだけではない。フェイスブックの月ごとのウェブサイト閲覧者数は1年を通じて着実に増加した。また昨年後半には公式アプリの最新版を発表、起動やスクロールが大幅に高速化したことで、高い評価を受けた。