ツイッターで「校長をクビに」、高校生が停学処分 米NY

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「校長批判」のスイートで停学処分に

「校長批判」のスイートで停学処分に

(CNN) 自分たちの学校区の予算案について短文投稿サイトの「ツイッター」で議論を呼びかけたニューヨーク州の高校生が、その行動のために停学処分を受けたと訴えている。

処分を受けたのは、同州北西部シセロの高校3年生、パット・ブラウン君(18)。21日に学校区の予算案が否決されたことを受け、自分たちの高校の予算削減案について意見を募ろうと、ツイッター上に投稿グループを作成した。

教育委員会は、もし予算案が成立しなかった場合、体育の授業をなくしたり、課外活動を減らしたり、教員を削減したりするなどの措置を取る必要に迫られるかもしれないと予告していた。

ブラウン君によると、投稿グループの作成は冗談のつもりだったといい、例えば屋外で授業を行って冷暖房費を削減するといった案を投稿していた。

しかし、「校長はあまりいい仕事をしていないからクビにしよう」と呼びかけた投稿がトラブルを招いた。ブラウン君によると、23日に校長室に呼び出され、校長に対する嫌がらせと教室内での携帯電話使用、学習環境の妨害を理由に3日間の停学処分を言い渡されたという。

この問題について学校区長は、特定の生徒に関する処分についてはコメントできないと話している。

生徒会の役員も務めるブラウン君は、これまで問題を起こしたことはないといい、「ただ自分の意見を言いたくて、ソーシャルメディアのパワーを活用しただけ」と話す。

処分に対して意義を申し立てるつもりはないとしながらも、「45歳の人が学校区についての意見を言えるのに、自分は生徒だから意見を言ってはいけないのか?」と疑問をぶつけている。

問題にされたブラウン君の投稿は削除された。しかしツイッターには新たに「#FreePatBrown(パット・ブラウンに自由を)」という投稿グループが登場した。

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