エクアドルへ亡命申請のスノーデン容疑者、機内に姿見えず
スノーデン容疑者はエクアドルのほか、アイスランドなどにも亡命申請を出しているとされる。これに対して米当局はロシアや中南米諸国などに、同容疑者が入国した場合は身柄を米国に引き渡すよう強く求めている。
ケリー米国務長官はロシアに対して、米政府が近年ロシア人容疑者7人の引き渡しに応じてきたことを指摘し、協力を求めた。米連邦捜査局のマラー長官も24日、ロシアの情報当局に2回にわたり電話をかけ、直接働き掛けたという。
また、カーニー米大統領報道官は同日、香港当局がスノーデン容疑者の出国を認めたことで、米中間の信頼関係に重大な悪影響が及ぶとの懸念を示した。
一方、インターネット上では同日までに、米ホワイトハウスにスノーデン容疑者への恩赦を求める嘆願書に11万人を超える署名が集まった。ホワイトハウスの規定によれば、30日以内に10万人の署名を集めた嘆願書は検討の対象となる。