グーグル・グラスの新モデル登場へ 一般販売は来年か
(CNN) 米グーグルが開発を進める眼鏡型端末「グーグル・グラス」が、一般販売へ向けてまた一歩前進するようだ。早期導入プログラム「エクスプローラー」の参加者は11月1日以降、手持ちの現行モデルを新型と交換できるようになる。
グーグルの発表によると、プログラムの参加者約1万人は、同日から60日以内に交換するかどうかを決められる。また、新たに3人の友人をプログラムに招待することができるという。友人がオンラインで購入手続きをすれば、新型グーグル・グラスが自宅に届く。
グーグル・グラスは高解像度のディスプレーを搭載し、音声で電子メールや文字メッセージ、グーグル・マップ、グーグル検索などの操作ができる。グーグルは一般販売の時期を発表していないが、来年のいずれかの時点で発売される見通しだ。
現行モデルから新型への変更点は発表されていない。不具合が指摘されていた骨伝導スピーカーに代わってイヤホンが採用され、度入りの眼鏡と両方かける必要がないよう度付きレンズをはめ込めるようになるとの情報もある。
身につけて持ち歩けるウエアラブル端末の分野では、腕時計型の「スマートウォッチ」の開発も進む。韓国サムスン電子の「ギャラクシーギア」に続き、グーグルやアップルも近く新製品を発表すると予想されている。