ロシア、同性愛者支援サイトを摘発 ソチ五輪直前
同性愛宣伝禁止法では子どもに対し同性愛者の平等な権利などを教えることを禁じている。法案は同性愛者らから広範な反発を受けただけでなく欧米諸国の指導者も反発。一部の外国首脳はロシア南部ソチで今月7日に開幕する冬季五輪の開会式を欠席する方針を打ち出してもいる。
ロシアのメドベージェフ首相は最近、CNNとの会見で同性愛宣伝禁止法が実際に適用された例は聞いていないとし、同法への批判の多くは国外のものと主張。
また、プーチン大統領は先月17日、同法は子どもを性的虐待などから守るのが主眼で、同性愛を禁じるものではないと強調。観戦客や競技選手としてソチ五輪に参加する非伝統的な性的指向を持つ人々に危険はないとも説いていた。