親子で外食もスマホに熱中、子どものことは上の空 米調査
これに対して子どもの方はさらに気を引こうとしたり、相手にされないことを受け入れて自分だけで遊んだりしていたという。
携帯電話は使い方によっては保護者の注意を散漫にさせる一方で、子どもと一緒に楽しんだり学んだりする役にも立つと専門家は指摘する。今回の調査でも、子どもと一緒に電話を使っていた保護者は、電話よりも子どもたちと一緒の体験を重視している様子だった。
こうした「保護者がいながら不在状態」が子どもに与える長期的な影響について、研究者らはさらに研究を進める方針。専門家は「子どもとじっくり話をしたり一緒に過ごしたりする機会がある時に(携帯電話を)使うことについては、よく考える必要がある」とアドバイスしている。