米マイクロソフト、新OSはウインドウズ「10」
ニューヨーク(CNNMoney) 米ソフトウエア大手マイクロソフトは30日、米サンフランシスコでのイベントで、新たな基本ソフト(OS)「ウインドウズ10」の機能の一部を公開した。現行のウインドウズ8から、9を飛ばして10と名付けた。
ウインドウズ10ではまず、8で姿を消していたスタートボタンを復活させる。スタートメニューには新たに、よく使うソフトやウェブサイトを並べておけるスペースを設けた。
また米アップルのマックと同じように、複数のデスクトップを使い分けることが可能になる。画面を分割して4つのソフトまで同時に作業したり、開いているソフトをボタン1つですべて表示したりすることもできる。
パソコンからタブレット端末、家庭用ゲーム機「Xボックス」、スマートフォンなど、すべての端末向けのバージョンを一本化するのも特徴だ。
この日は主として法人ユーザーに焦点を当てた新機能が紹介された。同社は今後さらに消費者向けの機能などを段階的に公開し、ユーザーからの意見を反映させたうえで発売に持ち込むとみられる。