今年のギフトは「自分撮り棒」で決まり? 英国でヒット
(CNN) スマートフォンのカメラで離れた距離から自分たちを撮るための「自撮り棒」が各国でヒット商品になっている。英紙デーリー・メールによると、英国では今年のクリスマスプレゼントの必須アイテムとして、既に数千本が売れているという。
自撮り棒を使えば90センチ以上離れた距離からの撮影ができるため、グループ写真やパノラマ写真の撮影も可能。まずアジアで人気に火が付き、英国ではスポーツ愛好家が使い始めて広まった。
種類はスマートフォンのタイマーを使うベーシックモデルから、無線機能のブルートゥースを使ってシャッターが切れる14.99ポンド(約2800円)のモデルまでさまざま。
ただ、韓国ではこのブルートゥース機能が医療機器などに影響を及ぼす恐れがあるとして、「みだりに」自撮り棒を使用することが禁止された。
ファッション誌のヴォーグに「自撮り棒は史上最も慎みのないファッションアクセサリーかも」というコラムを執筆した筆者は、「自撮り棒は自分のことしか考えていないように見えるが、それを批判する前に使用している自分がいる」「インスタグラムで#selfiestickを検索すると、この器具を持ったカップルや家族など4万近い結果が出てくる」と述べた。
ツイッターにも「#selfiestickの持ち主になった」という投稿が同僚と写した写真付きで掲載されている。
米国ではまだそれほどの流行は起きていない。しかし海を越えてくるのは時間の問題かもしれない。