親ロ派ハッカー集団、ドイツ政府サイトを攻撃と表明
ロンドン(CNNMoney) 親ロシア派のハッカー集団「サイバーベルクト」は7日、ドイツ政府関連のウェブサイトを攻撃してダウンさせたと述べた。
サイバーベルクトによると、攻撃の対象となったのはドイツ連邦議会とメルケル首相の公式ウェブサイト。
これらのウェブサイトは数時間にわたって閲覧ができなくなり、ドイツ政府は同日午後、復旧作業を進めていると発表した。
サイバーベルクトは欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)によるウクライナへの金融支援に不満を表明しており、今回の攻撃は政治的動機によるものとみられる。同集団のウェブサイトには「われわれは忘れない。われわれは許さない」とのスローガンが掲げられている。
ウクライナでは東部の親ロシア派武装勢力と政府軍との間でにらみ合いが続いている。