「第2のスノーデン」が明かす、ドローン暗殺計画の内幕
「第2のスノーデン」の存在の可能性は昨年8月、インターセプトが「オバマ大統領の秘密のテロリスト追跡システム」を報じた際から取りざたされていた。ある米当局者はCNNに対し、スノーデン元職員とは別の人物が情報漏えいをしたとの見方を語っていた。
インターセプトは新たな内部告発者の動機について、「殺害の対象となる人々がどのような経緯でリストアップされ、最終的に米政府の最高レベルの人々の命令によって暗殺されているのか、国民には知る権利があると考えている」と説明する。
昨年公開されたスノーデン元職員に関するドキュメンタリー映画『シチズンフォー』には、インターセプトの共同創立者であるグレン・グリーンウォルド氏が別の情報提供者の存在や、ドローン攻撃に関する機密文書に言及する場面がある。
つまり、インターセプトは今回記事になった機密文書について1年以上前から、少なくともその一部を入手していたことになる。